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3:蝙蝠が女王様の真似するんだよ

 
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伝説のブロさん
紅魔館の中はとてもひんやりしていた、夏なのに中は氷のように冷たくそして異質な雰囲気がよりいっそう強調された。
 
霊夢「あっ、ココだわ」
 
ブロさん「すごいでかい扉だけど・・もしかしてここが・・」
 
立ち止まった目の前に現れた扉は豪華な仕様だった、ところどころ金色に輝いていてまさに玉座の間に続くのにふさわしい扉だ
 
霊夢「レミリア~!入るわよ~!」
 
ブロさん「・・・・」
 
重い音を上げながら扉が開いた、紅魔館の当主はいったいどんな化け物なのか・・!不安に押しつぶされそうになったがしかし
 
レミリア「ようこそ紅魔館へ」
 
目の前に現れたのはちんちくりんな幼女だった、生意気そうな顔をしており典型的な子供のような顔をしていた。
 
ブロさん「・・・えっと・・ドア間違えたんじゃない?霊夢?」
 
レミリア「なっ!私が小さいからそう思ったんでしょ!私がこの紅魔館の当主であるレミリア・スカーレットよ!」
 
ブロさん「ウッソだろお前ww どこからどう見ても子供じゃないか!」
 
しかしその馬鹿にした直後に蝙蝠の羽が生えているのが確認できた、こいつ・・妖怪か!
 
霊夢「ブロさん、こんな姿しているけどレミリアはかなりの実力者よ。幻想郷でも上から数えたほうが早い実力者よ」
 
ブロさん「これマジ?・・・い・・いやぁ~!よく見ると立派な羽も生えているしなんだかカリスマが溢れていますねぇ~!」
 
レミリア「・・カリスマ・・・」
 
ブロさんはお得意のお世辞でレミリアをおだてた、レミリアもまんざらでもない様子で重い場の空気が一気に緩くなった
 
レミリア「コッホン・・とりあえずブロさん、初めまして。改めて・・私がレミリアスカーレット。貴方は外の世界から来た人間よね」
 
ブロさん「うん、・・え!?なんで分かったの!?」
 
レミリア「・・そういう運命だからよ・・貴方が私に驚く、こういう運命が分かっていただけよ、クックック」
 
ブロさん「おお・・!」
 
こんなことを言っているがレミリアも元は外の世界に住んでいたヴァンパイアであったため大体の容姿で判断しているだけに過ぎなかった、しかし見事にレミリアの話術に魅了されたブロさんはオーバーなぐらい驚いていた
 
霊夢「ところで咲夜は?美鈴がここにいると言っていたんだけど」
 
レミリア「咲夜は」
 
レミリアが言葉を発した瞬間横に突然メイドを着た銀髪の女性が現れた
 
ブロさん「フオォォ!?なんだ!さっきまでここに誰もいなかったのになんで!」
 
咲夜「オオイ、べたべた触ってんじゃないわよ」
 
ブロさん「も・・申し訳ないっす!」
 
レミリア「ブロさん、紹介するわ。この子は十六夜咲夜といって貴方たちと同じ人間よ。ただ時間を止める力を持っているわ。こうして瞬間的にあらわれたのも時間を止めたから」
 
ブロさん「時間を止める!?馬鹿げている・・けど・・目の前でやられたら本当なんだろうなぁ」
 
咲夜「ふむ、なんだか弱そうね~、外の世界から来た人間でしょ?またすぐに死ぬんじゃないの?」
 
霊夢「そうならないようにちゃんと見守ってあげておかないといけないのよ、家の家事とかやってくれるし妖怪に食べられるんじゃ惜しいわ、従順だしね」
 
ブロさん「奴隷みたいな扱いを受けていますねぇ・・」
 
咲夜「ブロさんって言ったわね、あんた格闘術はできる?」
 
ブロさん「できないです」
 
咲夜「じゃあ料理とか」
 
ブロさん「できないです」
 
咲夜「本を読む」
 
ブロさん「字だけの本はな~」
 
咲夜「やめたら生きること!?」
 
ブロさん「救いはないんですか!?」
 
霊夢「まあ人それぞれ不得意なことがあるから・・ブロさんは何もなさすぎだけど」
 
咲夜「本当よね、せっかく紅魔館の人材を増やせるかと思ったのに」
 
ブロさん「なにナチュラルに紅魔一派に加え入れようとしてん?」
 
咲夜「でさ~、あんた達なんでここに来たわけ?」
 
霊夢「ああうん・・実は・・あっ、ブロさんは外に出ていて」
 
霊夢がそういうとブロさんは一瞬のうちに外に放り出されてしまった、これが咲夜の能力なのだろう
 
ブロさん「すっげえ美人だけど性格きついですね~本当にきつい」
 
 
1時間したら霊夢が屋敷から出てきた
 
霊夢「お待たせ~、待った?」
 
ブロさん「ぬわぁ~ぁぁぁあ~・・・1時間も何話していたん?」
 
霊夢「いやちょっと話が盛り上がっていて・・貴方のこと忘れていたわ」
 
ブロさん「まあ女子トークは盛り上がるからねしょうがないね(寛容の心)」
 
霊夢「それじゃあ帰りましょ!今日は夕飯ちゃんとしたの用意してあげるから貴方はそれまでお風呂沸かすための薪割してね?」
 
ブロさん「ヴァ!?腰にきそうだなぁ・・」
 
二人は他愛ない会話をしながら神社に戻った、しかしその会話に違和感を感じた、霊夢の声色がちょっとだけ違った気がした。
だがそんなこと気にせずにブロさんはいつものようにアホ面しながら薪割をした。
 
ブロさん「薪割終わりましたぁ~・・疲れた・・」
 
霊夢「お疲れ、しかしだらしないわね~あんた男なんでしょ?もうちょっと体力つけたほうがいいんじゃないの?」
 
ブロさん「ハハ・・こう見えても昔は結構イケイケだったんだけどねぇ・・社会の毒牙にやられてしまったか・・老いたんかなぁ」
 
霊夢「まだ22歳のくせに、私は17歳。5歳しか違わないのよ?私達」
 
ブロさん「5歳も違えば十分すぎるぐらいよ・・まあこっちの世界に慣れればいずれ若返る気がする。外の世界で働いていた時よりずっと充実感があるし」
 
霊夢「ならよかったわ、さっ、夕食出来るから先に風呂入ってきなさい!汗びっしょりだしね!」
 
ブロさん「ウッス!」
 
熱湯に浸かり満足な食事をとれたブロさんは深い眠りについた
 
第三話終
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